人魚のしっぽをモチーフにしたラリエット。
艶やかなニャンドゥティと、泡をイメージしたキラキラのガラスビーズが目をひく作品です。
チェーンの長さは80cm。
留め具を端へ動かせば、頭からすっぽりかぶって身につけていただけます。
胸元の少し下にモチーフがくる長さです。
6月の限定色のテーマは”紫陽花”
でも、そのまま「紫陽花」という名前にしては少し直球すぎるので、
紫陽花の異名の《よひら》を作品名にしました。
「よひら」とは漢字で「四葩」と書きます。
紫陽花の花の、花びらのように見えるガクが4枚から成り立っているように見えることから、「四葩(よひら)」と呼ばれるそうです。
紫陽花がテーマなので、たて糸はもちろん、紫色。
少し赤みのある薄紫色を選びました。
よこ糸にはシルバーに水色やピンクが混じったラメ糸を。
裾のガラスビーズは、よこ糸に合わせて不透明で明るいグレー。多面カットなので、シルバーに輝きます。
ポイントのしずくビーズは、糸の色合いに近い紫色とシルバーのバイカラービーズを選びました。
紫陽花の花から滴り落ちる雨粒をイメージしています。
チェーンの色は、糸に合わせてシルバー色です。
全体的に明るい印象に仕上げています。
特に白系のお洋服に合わせると、優しい印象のコーディネートになるかと思います。
ニャンドゥティ自体は刺繍糸でできています。
それだけでは軽すぎて、お洋服にひっかかって浮いてしまうので、
ニャンドゥティの縁にガラスビーズを入れて、胸元に落ち着くよう、程よい重さを加えています。
軽くて肩こりはしないけれど、軽すぎずいて欲しいところにいてくれる。ちょうど良い重さのラリエットです。
<サイズ>
ニャンドゥティ(大きいしっぽ):たて 約5.5cm、よこ 約3.5cm
ニャンドゥティ(小さいしっぽ):たて 約4.5cm、よこ 約2cm
ガラスビーズ(全体):たて・よこ 約1cm
<ニャンドゥティとは>
パラグアイの伝統的なレースで、現地のグアラニー語で「クモの巣」という意味があります。
ピンと張った布を土台にして経糸をはり、緯糸で織ったり結んだりして模様を作ります。
糸でできた作品ですが、糊付けをするためしっかりしたハリのある作りになります。
ニャンドゥティは、織りや結び、格子模様など、伝統的な模様だけで300以上あるといわれています。その中から、Sunny Lab.では、アイテムの大きさや用途に合わせて模様を組み合わせたり創作したりして制作しています。
<ご注意ください>
ニャンドゥティは制作の過程で糊付けをしているため、水濡れに弱い作品です。
濡れた場合、質感が柔らかくなったり、経糸がヨレたりする場合があります。
身に着けたままの入浴、プール、海水浴などはお控えください。
雨天の場合は、ご自身がずぶぬれにならない程度の雨であれば大丈夫です。